
三重の紅葉スポット20選
10月中旬の山上から、12月中旬の平地まで
2か月続く見頃をエリア別に
三重の紅葉は、10月中旬の御在所岳の山上から始まり、12月中旬の桑名・四日市まで、およそ2か月続きます。
北の山から南の平地へ順に色づいていくので、「いつ行っても、県内のどこかが見頃」なのが三重の強みです。この記事では、県内20か所の紅葉スポットを北勢・中勢・伊賀・伊勢・東紀州のエリア別にまとめました。
見頃はすべて例年の目安です。当年の色づきは、各スポットの公式サイトや観光協会でご確認ください。
三重の紅葉はいつが見頃? 2か月の見頃カレンダー
三重の紅葉は「北から南へ、山から平地へ」降りてきます。行きたい時期が決まっている人は、まずこの表で候補を絞ってください。
| 時期(例年の目安) | 見頃を迎える主なスポット |
|---|---|
| 10月中旬〜下旬 | 御在所岳(山上)/新大仏寺 |
| 11月上旬〜中旬 | 御在所岳(中腹)/赤目四十八滝/香落渓/河内渓谷/諸戸氏庭園(2026年11月7日(土)公開開始予定) |
| 11月中旬〜下旬 | 御在所岳(山麓)/聖宝寺/宇賀渓/北畠氏館跡庭園/松阪公園/奥香肌峡/白藤滝/石垣池公園 |
| 11月下旬〜12月上旬 | 水沢もみじ谷/泰運寺/伊勢神宮(内宮) |
| 11月下旬〜12月中旬 | なばなの里/レッドヒル ヒーサーの森/諸戸氏庭園(2026年12月6日(日)公開終了予定まで) |

mayu迷ったときの決め方
10月なら御在所岳、11月なら伊賀と中勢、12月なら桑名。先に「いつ行くか」を決めると、候補が一気に絞れるよ。
北勢エリア(菰野・桑名・いなべ・四日市・鈴鹿)|7か所
県内でいちばん早く色づく御在所岳と、いちばん遅い部類のなばなの里が、同じ北勢にあります。このエリアだけで10月中旬から12月中旬までカバーできます。
御在所岳(菰野町)|県内でいちばん早い紅葉
三重の紅葉の代表格です。山上から湯の山温泉街まで、標高差をかけて1か月以上かけて紅葉が降りてくるので、見頃の幅が広く「時期を外した」が起きにくいのが特徴です。
ロープウェイに乗れば約15分の空中散歩で一気に山上へ。山上には展望リフト、眺望テラス「COCORU」、奇岩群があり、赤・黄・常緑の針葉樹が混ざる色合いを楽しめます。晴れた日は伊勢湾まで見渡せます。
- 例年の見頃:山上 10月中旬〜下旬/中腹 10月下旬〜11月中旬/山麓(湯の山温泉街)11月中旬〜下旬
- ロープウェイ料金(往復):大人(中学生以上)2,600円/小人(4歳〜小学生)1,300円/0〜3歳無料(公式サイト)
- アクセス:近鉄湯の山温泉駅からバス約10分/新名神高速 菰野ICから約10分
- 注意:紅葉期の土日祝は自家用車の交通規制があり、公共交通の利用が呼びかけられています。2026年の規制日程はまだ発表されていません(9月上旬に確認)
紅葉シーズンには、御在所ロープウエイの公式Instagram(@gozaisho_ropeway)でも現地の様子が発信されることがあります。最新の色づき状況を知りたい方は、公式サイトとあわせてチェックしてみてください。また、機械点検などで運休する場合もあるため、お出かけ前に運行状況を確認しておくと安心です。
なばなの里(桑名市)|紅葉ライトアップとイルミネーションが同時期
県内では遅めで、例年11月下旬〜12月中旬が見頃。紅葉のライトアップがあり、イルミネーションと同じ時期に楽しめます。「紅葉は終わったかな」と思う12月に、まだ間に合うスポットです。
諸戸氏庭園(桑名市)|公開期間中しか入れない国名勝の庭園
国の名勝に指定された庭園で、秋の一般公開(例年11月上旬〜12月中旬)の期間しか入れません。公開日程は年ごとに変わるので、公式サイトの発表を見てから予定を組むのが確実です。
鳴谷山 聖宝寺(いなべ市)|石段と滝のある禅寺
例年の見頃は11月中旬〜12月上旬。石段や滝、境内を彩るモミジが美しく、いなべ市を代表する紅葉スポットのひとつです。
2026年(令和8年)の「もみじ祭り」は、**11月21日(土)〜11月29日(日)**の開催が案内されています。訪れる際は、最新の紅葉状況や開催情報を公式情報で確認してから出かけるのがおすすめです。
宇賀渓(いなべ市)|滝と渓谷の紅葉
例年の見頃は11月中旬〜下旬。鈴鹿山脈を源とする渓谷沿いに、カエデなどの木々が赤や黄色に色づきます。滝や清流と紅葉を一緒に楽しめるのが宇賀渓の魅力。散策しながら、自然の中で秋の景色を楽しみたい方におすすめのスポットです。
水沢もみじ谷(四日市市)|谷を鮮やかに染めるモミジの名所
例年の見頃は11月下旬〜12月上旬。谷沿いのモミジやイチョウが赤や黄色に色づき、秋らしい景色を楽しめます。自然の中を散策しながら紅葉を楽しめる、四日市の紅葉スポットです。
石垣池公園(鈴鹿市)|秋色に染まるメタセコイア並木
例年、秋が深まるとメタセコイア並木が色づき、モミジの紅葉とはひと味違った景観を楽しめます。黄色から赤褐色へと変化していく並木道は写真にも映え、鈴鹿で気軽に秋の景色を楽しみたいときに立ち寄りやすいスポットです。

中勢エリア(津・松阪)|6か所
渓谷・庭園・城跡・山寺と、紅葉の「舞台」がいちばん幅広いエリアです。ライトアップのある河内渓谷と北畠氏館跡庭園もここにあります。
河内渓谷(津市)|渓谷と忍田橋を彩る紅葉
例年の見頃は11月上旬〜12月上旬。渓谷を囲む木々が色づき、忍田橋周辺では水面と紅葉が織りなす秋らしい景観を楽しめます。紅葉シーズンにはライトアップが実施される年もあり、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しめるのも魅力です。

北畠氏館跡庭園(津市)|歴史ある庭園を彩る紅葉
例年の見頃は11月中旬〜下旬。国の名勝に指定されている歴史ある庭園で、モミジなどが色づくと趣のある秋景色を楽しめます。紅葉シーズンには「寂庭の宴」と呼ばれるライトアップが開催される年もあり、昼間とは異なる幻想的な庭園の姿も魅力です。
レッドヒル ヒーサーの森(津市)|植物園ならではの秋の紅葉
園内では秋から初冬にかけてさまざまな木々が色づき、公式情報では水松(すいしょう)は11月中旬頃から、イロハカエデは12月頃が紅葉の見頃として紹介されています。園内を散策しながら、時期によって移り変わる秋の景色を楽しめるスポットです。入園料は季節によって異なるため、お出かけ前に公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。
天開山 泰運寺(松阪市)|八角銅鐘を彩る山寺の紅葉
例年の見頃は11月下旬〜12月上旬。松阪市飯高町の山あいにある寺院で、境内をモミジが鮮やかに彩ります。なかでも、県指定文化財の八角銅鐘と紅葉が織りなす景観は、泰運寺ならではの見どころです。
松阪公園(松坂城跡)|石垣と紅葉を楽しむ城跡
例年の見頃は11月中旬〜下旬。松坂城跡の重厚な石垣をモミジやイチョウが彩り、歴史ある城跡ならではの秋景色を楽しめます。松阪の中心市街地にあり、周辺の観光スポットとあわせて立ち寄りやすいのも魅力です。
奥香肌峡・宮の谷渓谷(松阪市)|渓谷を彩る山深い紅葉
例年の見頃は11月中旬〜下旬。山深い渓谷を紅葉が彩り、自然の中で秋の景色を楽しめます。宮の谷渓谷は気軽な街歩きとは異なり、山道を歩く場所もあるため、時間に余裕を持った計画がおすすめです。訪れる際は、事前にルートや現地の状況を確認しておきましょう。
伊賀エリア(名張・伊賀)|5か所
滝と紅葉を一緒に見られるのが伊賀の持ち味です。赤目四十八滝と香落渓は名張市内で近く、同じ日にまわれます。
赤目四十八滝(名張市)|滝と紅葉、秋夜のライトアップ
約4kmにわたる渓谷に大小さまざまな滝が連なる、名張を代表する景勝地。秋には渓谷の木々が色づき、不動滝・千手滝・布曳滝・荷担滝など、滝と紅葉が織りなす景観を楽しめます。
秋から冬にかけては、渓谷を幻想的に照らすライトアップ**「三重 赤目・滝あかり」**も開催。開催日や点灯時間は日によって異なるため、訪れる前に赤目四十八滝の公式サイトで最新情報を確認しておくのがおすすめです

入口には赤目滝水族館があり、赤目の渓谷に生息する生き物を観察できます。2024年4月に「日本サンショウウオセンター」から「赤目滝水族館」へリニューアルされました。
- 見頃:11月上旬〜11月下旬
- 営業時間:夏季(3月第2金曜〜11月30日)8:30〜17:00/冬季(12月1日〜3月第2木曜)9:00〜16:30
- 渓谷保全料:大人1,000円/小・中学生500円(水族館入山を含む)
- アクセス:近鉄赤目口駅からバス10分「赤目滝」下車/名阪国道 針ICから約20km・上野ICから約25km
- 注意:渓谷内は歩く距離が長くなるため、歩きやすい靴がおすすめです。時間にも余裕を持って出かけましょう。
香落渓(名張市)|岩壁と紅葉が続く渓谷
例年の見頃は11月上旬〜下旬。約8kmにわたる渓谷では、柱状節理の岩壁と色づいた木々が織りなすダイナミックな景観を楽しめます。道路沿いにも紅葉が広がり、ドライブとあわせて秋の渓谷美を楽しめるスポットです。
積田神社(名張市)|イチョウがつくる黄金色の絨毯
例年11月〜12月頃に、参道のイチョウやモミジが色づきます。なかでもイチョウが落葉する頃には、足元に黄金色の絨毯を敷いたような景色が広がり、赤や黄色が彩る晩秋の風景を楽しめます。

新大仏寺(伊賀市)|古刹の境内を彩る紅葉
11月頃になると境内の木々が色づき、歴史ある寺院と紅葉が織りなす落ち着いた秋景色を楽しめます。新大仏寺の公式サイトでも、11月の境内の風景として鮮やかに色づいた紅葉が紹介されています。
白藤滝(伊賀市)|滝と紅葉が織りなす秋景色
例年の見頃は11月中旬〜下旬。落差のある白藤滝を周囲の木々が彩り、滝と紅葉を一緒に楽しめます。伊賀の自然を感じながら秋の景色を楽しめる紅葉スポットです。
伊勢・東紀州エリア|2か所
数は少ないものの、参拝と一緒に楽しめる伊勢神宮と、県内で最も遅い部類の紀北町が並びます。11月下旬以降に三重へ来る人はこちらも候補に。
伊勢神宮 内宮(伊勢市)|参拝と一緒に。宇治橋・五十鈴川まわり
秋が深まると、宇治橋や五十鈴川周辺の木々が色づき、参拝とあわせて紅葉を楽しめます。清らかな五十鈴川と紅葉が織りなす景色は、内宮ならではの秋の風景です。
参拝の前後に泊まるなら、伊勢神宮の近くで実際に泊まった宿をこちらにまとめています。

種まき権兵衛の里(紀北町)|日本庭園を彩る紅葉
池のまわりを巡りながら景色を楽しめる池泉回遊式の日本庭園があり、秋が深まると庭園の木々が色づきます。池の水面と紅葉が織りなす、落ち着いた秋景色を楽しめるスポットです。色づきの時期は年によって異なるため、お出かけ前に紀北町の公式情報で最新の状況を確認しておくのがおすすめです。
紀北町で一泊するなら、同じ町のホテル季の座も載せた、熊野古道近くの宿まとめをどうぞ。

夜も楽しめる|ライトアップのある紅葉4か所
20か所のうち、ライトアップが行われるのは4か所です。2026年の日程はいずれも未発表(2026年9月11日時点)なので、下の表は「だいたいいつ頃か」の参考として、2025年の実績を載せています。今年の日程は、発表され次第それぞれの公式サイトに出ます。
| スポット | ライトアップの名前 | 2025年の実績(参考。今年の日程ではありません) |
|---|---|---|
| 赤目四十八滝(名張市) | 三重 赤目・滝あかり | 第1期 10/26〜11/30(17:00〜20:00)/第2期 12/6〜翌1/25(17:00〜19:30) |
| 河内渓谷(津市) | — | 11/8〜11/30(17:00〜21:00) |
| 北畠氏館跡庭園(津市) | 寂庭の宴 | 11/21〜23(17:30〜20:30、23日は20:00まで) |
| なばなの里(桑名市) | 紅葉ライトアップ | イルミネーションと同時期 |

mayu夜の紅葉の選び方
滝と灯りを一緒に見たいなら赤目、3日間だけの特別感なら北畠、イルミネーションと一緒に楽しみたいならなばなの里だよ。
行く前に知っておきたい3つのこと
1.見頃は毎年ずれる
この記事に書いた見頃は、過去の傾向から見た目安です。その年の気温で前後するので、出かける直前に各スポットの公式サイト・自治体・観光協会の色づき情報を見てください。
2.「行けない日」があるスポットに注意
- 御在所岳:秋の週末と祝日は、車の乗り入れが制限されます。「車で行けばいい」と決めつけず、電車とバスも検討を
- 諸戸氏庭園:秋の一般公開の期間しか入れない
- 赤目四十八滝:12月〜3月は木曜が定休(12月第2木曜まで)、12月28日〜31日は休み
3.料金・営業時間はスポットごとに違う
無料で入れる公園や渓谷もあれば、ロープウェイ代や渓谷保全料、入園料がかかる場所もあります。レッドヒル ヒーサーの森のように季節で入園料が変わる施設もあるので、行く前に公式サイトで確認しておくと安心です。

三重の紅葉についてよくある質問
まとめ|三重の紅葉は「時期を決めてから場所を選ぶ」
三重の紅葉は2か月続くぶん、「どこへ行くか」より先に「いつ行くか」を決めたほうが選びやすくなります。10月は御在所岳、11月は伊賀と中勢、12月は桑名。この順番を覚えておけば、県内のどこかで必ず見頃に出会えます。
見頃・ライトアップ・交通規制は毎年変わります。出かける直前に、この記事で気になったスポットの公式サイトをもう一度だけ見てから出発してください。
10月中旬〜下旬は、県内のコスモス畑も見頃が重なります。紅葉と同じ日に回るなら、こちらもあわせてどうぞ。

mayu紅葉を見たあとは、三重の宿でゆっくりしていってね。エリア別の宿レビューもサイト内にあるよ。
